2025年03月

2025年03月21日
スプリングセールは季節毎に行われる春の大型セール。 日本時間の03月14日(金)から開始。21日(金)の朝に終了。
スプリングセール
開始日終了日
03月14日03月21日
2025年03月14日
アイデア手帳やネタ帳、タスク管理のメモ帳までメモの種類は様々ですが、定期的な手入れをすることで記憶が定着し、思考も整理される効果があります。
ジャーナリングの効果
項目内容
ストレス軽減感情を書き出すことで不安を軽減できる
悩みやネガティブな思考を外に出し、気持ちが落ち着く
自己理解の向上考えや感情のパターンを客観視できるように
どのような状況が感情に作用するのか理解しやすくなる
習慣・行動の改善目標を書き出し、振り返ることで行動の改善につながる
成長や変化が可視化され、モチベーションが上がる
記憶力の向上書くことで情報が整理され、記憶に定着しやすくなる
出来事や学びを振り返ることで、知識への理解が深まる
感謝の気持ちが育まれるポジティブな面に目を向ける習慣にできる
小さな幸せや良い出来事に気づきやすくなり、幸福感が増す
もともと書く作業には良い効果があるとされています。メモの管理でも意識的に思考や感情の整理を目標にしておくと、気分の良くなる習慣にすることができます。
メモの更新項目
項目内容
最新性メモの記録時の認識を念頭に、最新情報を調査確認する
更新がある場合、上書きせず追加する
正確性情報の真偽を確認し、根拠や前提事項を補完する
網羅性リストの抜けを埋めて、万全の状態にする
達成基準達成基準を細分化してタスクに分ける
タスクごとに目標日程を決める
キーワード共通理解となる用語の認識を深める
使われた文脈や言い換え語を整理する
主な戦略課題に対する一般的な戦略を調べる
事前調査実行後の具体的な結果や代案の成果を調べる
メリット・デメリット対策の利点や不足点を確認しておく
情報を深めて補足していく場合は、記録した1次情報と調べた2次情報を分けて管理することでメモを源泉とした創作作業に繋げることもできます。例えば未完の1次情報から完成案の2次情報を何度も繰り返し作成したり、別パターンを構築することで理解を深める方法もあります。 メモの更新作業を続けることで深められる項目、広げられる要素が分かるようになり、メモ取りの段階での優先順位が身につくので、メモの品質管理はメモスキルの向上にも役立つことになります。
2025年03月14日
メモを取る目的はおもに、忘れてはならない項目の記録、後で調べて情報を深める必要がある項目の索引化になります。そのためある程度メモ取りを繰り返していると、パターンが見えるようになり自然と効率化していきます。
メモで記録する頻度が高い情報
項目内容
日付開始日、締切日、確認日
項目リスト番号付きで手順、項目数付きで必須項目
登場人物担当者、作業者、依頼先
用語認識を一致させるために深めたいキーワード
条件前提となる制約、ルール
達成基準モック、テスト用、確認用
参考参照すべき資料や情報の所在
業種や熟練度によって記録する内容は異なりますが、記録する項目をパターン化、穴埋め形式化しておくと、情報を得られなかった時点で気づけるため、伝達ミスを防ぐこともできます。
通信プロトコルに見る約束事
項目ポート番号データ形式用途
HTTP80テキスト/バイナリWebページ転送
HTTPS443暗号化データ安全なWeb通信
FTP20ファイルファイル転送
SSH22暗号化データ安全なリモートアクセス
SMTP25テキストメール転送
例えばインターネットの情報通信が何十年も変わらずに正常稼働しているのは、情報伝達の約束事が機能しているからです。同じように安定した情報抜けの無い記録方法を構築することで、長期運用も可能なメモを作成することができます。
2025年03月14日
メモの記録の品質管理 メモを取る場合は、すべてを記録しようとすると情報抜けが発生します。あらかじめ優先順位を付けて、今記録すべきことに集中し、後から更新・修正できる項目はキーワードに留めることで対応できるようになります。最初は最新性、正確性、網羅性の優先順位は下げて、索引性に注意を払うことで適切な記録ができます。
メモ取りの優先順位
項目内容
中心情報結論、締切日、数値データ
行動情報タスク、担当者、目的
キーワード専門用語、概念
連絡先・場所電話番号、URL、会場
疑問点不明点、確認点
今ここでしか聞けない情報を最優先で記録します。メモ取りの前に得られる情報を予測し、書き込む欄を用意して穴埋め形式で記録すると最小限の労力で対応でき、後で深める情報を追加できる余裕が生まれます。
後で更新すべきメモ情報
項目内容
補足説明具体例、背景情報、詳細
アイデア思いつき、仮説
感情個人的意見、気づき
装飾情報図解、比喩
アクセス可能情報一般的知識、既存資料あり
整理に時間が掛かる情報や細部を調べることができる情報は、キーワードのみに留めます。記号?→などを利用して目印を付けておくと後でスムーズに更新作業に移れます。また緊急度、情報確度なども記号化しておくと、メモの質が向上し、見ることで効率的に作業に移れるようになるため、メモへの依存度が高まって、定期的な更新にも繋がります。
2025年03月13日
語感や表現のこだわり以外にも、文章の展開上の順序や結論のニュアンスがしっくりこないことがあります。登場人物の動機説明の後に衝撃的な事件を起こさせるのか、凄惨な事件の後に動機説明があるのかでは、記述された人物像を超えて読者の印象が変わってきます。
心理学の認知バイアスと効果
バイアス名説明
初頭効果最初の印象が強く残り、後の判断に影響を及ぼす
新近効果最後の情報が全体の印象に強く影響を与える
ハロー効果魅力的な人物が能力も高いと過大評価される
確証バイアス支持する情報を優先し、矛盾する情報を無視する傾向
フレーミング効果情報の提示方法によって意思決定が変わる
選択的注意関心のある情報に注意が向きやすい現象
可用性ヒューリスティック飛行機事故のニュースを見た後に飛行機の危険性を過大評価する
例えば初頭効果では、登場人物の最初の印象に基づいて物語の過程での心象が蓄積されていくことになります。また新近効果では、最後の情報が大きく影響し途中経過の印象を刷新して、物語全体の印象まで変えることになります。 これは読み手の性質なので、書いている段階では気づかず、完成して読み込んでみると何かおかしいと感じたり、実際の読者の感想の中に意図した内容とは異なる点を見つけることになります。 この場合は文章を書く前の骨格の状態で、論理構造を自由に並び替えられるようにしておくことで気づきやすくなり、また変更もしやすくなります。
2025年03月13日
文章は一般的に推敲することで完成度が上がっていきます。一方で直感的、直情的なつたない表現のほうがかえって共感できるものになり、読者に伝わりやすくなることもあります。
記述の個人性と普遍性
カテゴリ特徴個人性普遍性
私的日記個人的な非公開を前提とした記録非常に高い非常に低い
個人メモ自分用の覚え書き、断片的な思考の記録高い低い
手紙/メール個人的コミュニケーション高い低〜中
SNS投稿公開または半公開の個人的表現中〜高低〜中
ブログ記事より整理された個人的見解や体験
エッセイ個人的視点から普遍的テーマを探求中〜高
論考/哲学知識や分析、根拠に基づく主張低〜中
教訓集経験から抽出された知恵
格言集文化を超えた普遍的知恵、高度に洗練された表現ほぼなし非常に高い
習慣に基づく咄嗟の言葉の中に愛着を感じたり、伝わる熱意から言葉が真実味を帯びることもあります。また手付かずのネタ帳であれば、刺激を受けて具体的なかたちへと作り変えていくことができますが、格言レベルまで圧縮した至言からは、当時かそれ以上の思考が求められ、表現された世界を再構築していく必要があります。
情報処理で失われること
項目内容
例外の特徴特異な事例の特徴が失われる
分布の形状状況や環境の特性が見えなくなる
スケール情報実世界での比較が直感的でなくなる
時系列パターン季節性や周期性の情報が損なわれる
元データの解釈性基準や意味を失ってしまう
希少性頻度の低い体験が過小評価される
推敲は論理の矛盾や表現の重複を調整する作業になりますが、原案の段階で加工し過ぎると重要な成分が失われることになります。後で使える情報として記録しておくには、元情報に辿り着ける副次情報も書き添えておくことが重要になります。
2025年03月13日
使える情報を蓄積しておく 本気で何か残したいことがある場合は、書けるうちに書いておかないと後悔することになります。後では書くことができない重要な細部を消失してしまったり、当初の感情や体験を源泉とした熱量が薄れてしまい、表現が想像に偏ってしまうこともあります。
感覚に保管されるもの
項目内容
視覚実際に見た光景、映像
物の動きが引き出す本能
聴覚記憶を刺激する音や音圧
現場での空気感
嗅覚感情に作用する匂いや刺激臭
充満する雰囲気
味覚欲求を刺激する記憶
空腹や渇きの先にあるもの
体感複数の感覚を統合した実感
記憶を呼び覚ます感触
知覚体験する前の情報とのギャップ
体験後に更新された実際的経験
手に汗を握る緊張感や共鳴して膨れ上がる高揚感、絶望で息が詰まる圧迫感まで、言葉で残すことが難しい感覚はたくさんあります。そこに至る物語として残すにしても、その情景に存在していたもの、存在しているべきだったものを、言葉にできる範囲から見つけ出して設置できるようにしておくと、後でもう一度情感を復元したり、取り出そうとする際にも有用になります。
2025年03月12日
通過儀礼は共同体との仲間意識を高めたり、達成感を通じて新しい段階へ入ったことを強く印象付けるためのものです。適度な難易度が必要で、日々の鍛錬が必要なことであれば成長を促すことになり、また段階を複数設けることで、最終的な目標への方向性を与えることができます。
瞑想の洞察段階
項目内容実践
1.名色分別智心(名)と身体(色)を明確に区別する思考を心と物質に分けて観察
2.因果関係の智心と体の因果関係を理解する痛み→苛立ち→思考などの連鎖を追う
3.無常・苦・無我の智すべての現象が無常(変化し続ける)
苦(満足を与えない)
無我(自己ではない)と洞察する
変化のプロセスに集中し
執着を手放す
4.滅尽智現象の消滅を体験し、
明晰な気づきに至る
感覚や思考が現れ、
消える瞬間を観察する
5.恐れの智自我への執着が崩れる恐怖を経験する恐怖を客観視し、
抵抗せずに観察する
6.過患の智生存や経験の欠陥(苦しみの本質)に気づく快・不快への執着を捨てる
7.離欲の智現象への執着が弱まり、
平静さが生じる
あらゆる体験をただ観ることに徹する
8.解脱への願望の智苦からの完全な解放を望むようになる悟りへの動機を純粋化する
9.随観智無常・苦・無我を自動的に観察できる日常の中で持続的な気づきを保つ
10.適応智悟りに至る直前の準備段階平静と明晰さが持続、
自我の境界が薄れる
例えば解脱を目的とする瞑想では、実践内容にも段階的な状態変化があります。自分の伝えたいこととして、状況を乗り越える際の実体験の過程で精神変化に段階的なものがある場合は、同様に解消までの道のりを言葉にして伝えることで、同じ境遇の読者の不安を解消することができます。
死の受容5段階
項目内容
1.否認受け入れられない状態
間違いだと現実を否定する
2.怒りなぜ自分がと不満や怒りを感じる
3.取引事実を覆そうと提案をする
4.抑うつ事実を受け入れ、無力感に陥る
5.受容感情的な混乱が鎮まる
前向きな気持ちで残された時間を過ごす
いつまで続くか分からない苦痛の前に、他に熱中できるような信念や確かな道筋があれば不必要に苦しむこともなくなります。
2025年03月12日
世界には法則性があり、人生にも法則があるように見えます。その法則を知る方法として、科学的な手段が優位となっていますが、逆に先入観となり思考停止に陥ることがあります。
科学的理論の必須条件
項目内容
再現性異なる研究者や環境下でも同一の結果が得られる
反証可能性間違っている可能性を示す方法が存在する
観察やデータに基づく実証的なデータに基づいた理論である
予測力未来の現象や結果でも事前に予測できる
論理的整合性矛盾がなく、他の科学的知識にも反しない
人生は1人1回しかないため、自分が見つけた理屈が正しいかを何度も確かめることはできません。また同じ条件を揃えるのも困難なので、法則が成り立たなくても原因は分かりません。 ただ危険のある幸福の法則ではなく、不幸を避けられる法則あるいは困難に対抗できる法則があるのならば、成立しなくても損はありません。その法則に裏付けされた戒律を守ることで得られることが、筆者である教祖および信徒である読者にとっての人生の重要なことになります。
2025年03月12日
本に書くことを宗教から考える 長期に渡って人間社会に残り続ける書物として宗教があります。教典のない宗教もありますが、言葉や概念が受け継がれることで、同じ世界観を共有する人達が繋がりやすくなっています。
自分で作る教典
項目内容
啓示世界から受け取ったメッセージ
道が開かれた神秘体験
世界論世界はどのようになっているのか
人間の起源や目的
規範日常活の指針
善悪と道徳の基準
儀式定型行事と目的
聖地や御神体の役割
物語教えに基づく寓話
歴史的な出来事や予言
教義と哲学神の位置付け
今生の意味や来世
成長と修行内面を変容させる意義
心性を高める実践方法
終末論世界が終焉する理由
救済や解放のプロセス
共同体信徒間の義務
運営の刷新方法
通過儀礼達成水準の設定
責任や権利の確認
宗教の聖典には世界の成り立ちや人間の宿命が書かれています。自力ではまず到達できない真理や解明できない困難の原因について、その枠組みの中から届くように設計することで特別な価値を持つ本になります。 想定した信徒達の未来が広がるように、儀式や教義を定めておけば、人生でより優位に立つようになり結果的に教典も広がっていきます。
2025年03月11日
本に書きたいことが決まった後は、どのように書くか、誰に向けて書くかの課題があります。題材に合わせ読者像を想像し書き方を工夫しても、それが正解なのかは誰にも分かりません。
人生の教科書
項目内容
人生の基礎人間の本質と欲求
自己を知る
人間関係の築き方信頼と衝突
協力と相互作用
時間と自己管理習慣と目標設定
休息の重要性
知識と学び学び続けるための心構え
好奇心の育て方
世界の仕組み社会構造を理解する
異文化の受け入れ方
逆境と決断乗り越える方法
成功と失敗の意味
文化と創造性芸術の意義
表現の実践
倫理と責任欲求の限界
持続可能性とは
過去の自分に向けて書く方法もあります。何が重要で何が重要でなかったかを自分基準で整理していくことで、自分に近い考え方の人物に最適化された本が完成します。自分の弱点を補強する情報や、長所を効率良く伸ばす方法を載せていけば、より強い自己を再生する教科書にもなります。
異世界探索の手順書
項目内容
探索の準備扉を開ける方法
必要な装備や持ち物リスト
物資調達と持ち運び術
チーム編成と役割分担
探索と収集貴重なアイテムを見つける
トラップの見極め方
遺跡や古文書の解読
異世界の基礎知識マップ作成とルート計画
礼儀作法と現地の言葉
超自然の力の利用方法
サバイバル術食料確保と安全な休息方法
モンスターとの戦い方・かわし方
危険な地形を攻略する
交渉術異世界の住民との交流方法
敵対的種族とのかけひき
チームワークを強化する
異世界の教訓常識や哲学の違いを把握する
社会貢献と世界の行方
教科書を目指す方法では説教本になりやすいため、過去の自分でも読まない本になるかも知れません。より自由度の高い冒険譚に、読みやすく分かりやすい構成にすることで、気づかないうちに学べている本を作る方法もあります。
2025年03月11日
遺言書を書く場合は判断能力の判定基準として、意思能力があればよいとされています。意思能力は法律行為を行う際に特別な意味を持って価値が高まるものと言えます。同様に精神的作業には状況によって価値が高まるものがあります。
経験値を資産化する
項目内容
聴取・会話適切に情報をやり取りする
関係性を維持する
調査・準備たくさんの情報源から取り出す
集めて整理する
加工・統合変質、変化させる
組み合わせて新しいものを作る
指示・監督全体を見通して不足を指摘する
自分の責任の元、完了させる
賞味・感受感覚を通してセンスを磨く
感情を表現して伝える
資産価値は市場が決めるものなので、自分の得意意識や苦手意識の源泉となる場、自分が競い合っていた市場以外での価値は自分では分かりません。自分が残したいと思っていた分野以外にも残すべき価値があるものが潜んでいる可能性があります。基準として経験値から価値を予想することができます。 自分が一番繰り返してきた作業の中で、知らぬうちに最善策や最短経路を進むコツやセンスが養われています。表面化しなかった才能や生かしきれなかったチャンスなどを言葉や物語にすることで、価値を高めた状態で人に渡すことができます。
2025年03月11日
本に書くことを終活から考える 人生に終わりがあることは予測がつくことですが、万全な準備が出来ている人は多くありません。エンディングノート(終活ノート)を書く際は遺産処理や遺言、延命治療への希望など現実的な最期を直視する機会となりますが、本に残したいことが見つかる契機でもあります。
自分で気づけない特殊技能
項目内容
顔と名前の覚え方1回会っただけなのに良く覚えている
毎日沢山の人と会うのに識別できる
道順の記憶地図を見なくても辿り着ける
1度通った道だとすぐ分かる
小話の引き出しどんな話題でも対応できる
話に落ちを用意できる
メモ力難解な課題を適切に言語化できる
手順を効率良く人に示せる
傾聴スキル相手の話を深く聞き要点を掴める
即座に別の言葉に翻訳できる
非言語会話言葉以外でも意思疎通ができる
表情や仕草から感情を読み取れる
感情管理怒りや不安を意志で調整できる
喜びや楽しさを豊かに表現できる
睡眠管理すぐに眠ることができる
決まった時間に安定して起きられる
環境整理整理整頓が習慣ですぐに取り出せる
在庫数を把握していて自然と補充できる
出来ない人にとっては特殊技能に見えることが、当人にとっては当たり前のことがあります。日々自然とやってきたこと、生活習慣や職能があってもそれを人に伝えることは難しいことです。 同様に死を前にして確実に残したいことが見つかった場合でも、それを言葉として取り出して伝わるかたちにしていく作業は簡単ではありません。
2025年03月11日
ビジュアルノベルとは文章主体の絵や音声、画面効果を追加したゲーム。 日本時間の03月04日(火)から開始。11日(火)の朝に終了。
ビジュアルノベルフェス
開始日終了日
03月04日03月11日
2025年03月10日
詩や格言集では自分の語感センスで浄化したり、外側に出すことで客観視ができるようになります。啓発書や随想録では自分の論理の枠組みが問題の解決を早めたり、新しい視点が得られて核心が見えるようになることもあります。
言語スープから哲学の発生まで
時期内容
単語素子の発生音素アミノ酸:基本音素が自然現象を模倣(火/メラメラ)
語彙脂質膜:名詞/動詞が自己組織化(火+燃える=炎の概念形成)
原始代謝:身振りと音声の共進化(狩りのジェスチャ→動詞形成)
文法細胞の誕生構文RNA:語順パターンが情報伝達機能を獲得
時制ミトコンドリア:時間概念がエネルギー供給(現在+過去)
格変化酵素:主格/目的格が単語結合を促進
物語生命体の誕生神話核:自然現象説明の物語DNA形成
比喩小胞体:抽象概念を具体像で包む
共感リソソーム:他者感情分解酵素の分泌
物語の量子もつれプロット量子:選択肢が重ね合わせ状態で存在
観測者効果:読者の解釈が物語の最終状態を決定
因果の非局所性:伏線と解決が時空を超えて相互作用
概念結晶化放熱反応:直感的メタファーは社会に速く拡散
吸熱反応:哲学的概念が専門コミュニティでゆっくり成熟
言語スープは原始スープ(生命誕生の仮説)の比喩ですが、同じように言語も発生や成長する元となる場が存在していて、本に書いたことはその場の側に組み込まれることになります。 語感も論理も読者の経験値として育まれ、次へと繋がっていくので、著者が書いたことが時代を超えて残り続けることになります。
2025年03月10日
文章は書き進めるに従い、その内容が変化していくものです。物語の最初と最後では登場人物や世界が変動しています。書く前と書いた後で筆者自身も成長し、読む前と読んだ後で読者も変わっていきます。
文章で変動する要素
要素内容や描かれるもの表現方法
筆者の心情個人のフィルターを通した世界
内的機関を可視化
その仕組みの共有
詩、俳句
筆者の思索時代的な着眼点と広がり
粗からディテールに
随筆
登場人物の活躍難しいことの代理実験
仮想的な報酬の獲得
物語
登場人物の運命筆者が捉えた世界の論理
敗因や適応法
物語
読み手の心情共感し納得する
表現が増え感情が深まる
読み物
読み手の思考分析因子が増え解像度が上がる
原因が分かり行動も変わる
解説文
文章で描くことが増えるほど、変動する結果は予測が困難になり、筆者のコントロール力が試されることになります。確実に書けることだけに絞ると個人的な感想や意見に留まり、世界観の中でシミュレーションを実行していくと筆者の認知や価値観の客観性が問われます。 また文章の印象や展開は文脈にも引きづられるため、書いたことによって伝えたいことに到達できなくなったり、重点が移動してしまい、構成の書き直しになることもあります。何を描くか、変動する要素は何かを管理しておくことで、書ける範囲の行き止まり化を防げます。
2025年03月10日
文章の書き方、伝え方 書き残したいテーマがある場合は、物語形式であっても最終的に重要なメッセージとなる言葉は数行か、あるいは一文にまで集約されることになります。特にそれまでの前振りや伏線がすべて、そのメッセージに辿り着くための仕掛けにすぎない場合には、伝え方が最重要事項になります。
教訓の伝わり方
項目伝わる伝わらない
タイミング学びたいと自覚している時感情が昂っている時
関係性信頼関係あり上下関係が前面にある
具体性失敗体験の共有後の具体例抽象的な一般論
双方向性対話形式で気づきから入る一方的な講義形式
感情共鳴共感できる比喩論理に主眼
行動への繋がり実践ステップが明確勢いや励ましのみ
最適化個人スタイルに合わせて調整可画一的な伝達
失敗の許容度成長機会として受容落ち度として残る
自分の得ている学びや経験則を伝えたい時、受け手の印象としては説教に成りやすく、例え有益な話であっても通常は拒絶反応が起こります。 一方で間接的な表現に留めるような、物語の中の教訓として残す場合では、逆に読み手とはかけ離れた架空の話でしかなくなり、真意までは届きづらくなります。
セールスレターの作法
項目内容
ターゲット読者層を明確にし、関心を引く点を提示している
構成注意、興味、欲求、行動の順に受け入れやすくしている
内容メリット、信頼性、限定感を出し、疑念を解消している
トーン読者の感情に訴えかける親しみやすい口調で説明している
行動喚起次にすべき行動を明確に提示している
相手に何らかの行動や習慣化を促したい場合は、商品を売り込むためのセールスレターの作法が利用できます。相手の課題や抱えている問題への捉え方までをしっかりと把握し、それを解消するか、糸口には達することができる、緩和させて次に進みやすくできるなど、読者の具体的なアクションにまで影響する文章を作ることになります。
2025年03月09日
歴史の書き方はおもに起こった時期と事象が主題となりますが、個人的な歴史であれば内面の変化も重要な節目となります。単純な時系列のみの記述では物語性に乏しくなり、変化軸をメインに記述していくと時間的整合性が曖昧になる可能性があります。
自分史の物語の進め方
項目時系列軸変化軸
焦点時間的な順序を中心に価値観の変化を中心に
優位性記憶の客観性人生の意味を深掘り
データソース経歴・年表内省メモ・日記
編集自由度事実である制約解釈で再構築可能
重視される要素出来事の正確性、網羅性変化の要因、影響、過程
読者把握はしやすい共感はしやすい
時系列軸を基本に人生の骨格とし、変化軸を神経系の発達として書き記していけば、立体的な人生像の器が出来上がります。血や肉となる具体的なエピソードを加えていくことで、自分だけの人物像となる物語が完成します。
2025年03月09日
あまり手に入らない情報として、失敗体験があります。誇張された笑い話であれば聞く機会はありますが、精神的なトラウマになるような重い話は、限られた関係性でしか流通しません。
生存者バイアス
項目内容
爆撃機の被弾跡帰還した爆撃機の被弾が特に多い箇所を補強しようとした
実際は帰還できなかった機体情報が重要に
生還機が被弾していない箇所が補強ポイントだった
ベストセラー作家の執筆術毎朝早起きをして書くという習慣
同じ習慣でも結果に繋がらないことがある
ダイエットの成功例この方法で10kg痩せた!
実際は結果に個人差がある
始めたこと、挑戦したことから、辞めたこと、諦めたことまで、物語にはしづらい題材が自分史を書く上での障害になります。無理をして書く必要はありませんが、重苦しくせずに読み手が得をする失敗談を書く方法もあります。
失敗談の書き方
項目内容
方針経験として捉え直す
表現過剰な自己批判は避ける
補足現在の解釈を加える
分析当時の状態や状況から要因を端的に示す
未決無理に教訓化せずに余白として残し物語感を出す
救済誰かの立ち直りへの言葉とする
過去に他人の失敗談で救われたことがあれば、同じように書き記すことで次へと繋げることができます。
2025年03月09日
自分の生涯の歴史が書かれた本は世界で自分しか作れません。自分だけが知っていることの記録や自分にとっての真実まで、振り返ることで新しい発見があるかも知れません。一般的な自分史では時系列順に書く方法と、成長ポイントに絞って変化軸で書く方法があります。
自分史年表の一般的な項目
項目内容
家族出生時の秘話、離別、ペットとの出会い
居住地引越し、間取り、地域
教育暦学校エピソード、教師、課外活動
職業キャリア初アルバイト、転職の決断、職業意識
健康状態大病・怪我、食べ物の変化、体力のピーク
人間関係友人、断絶と修復、師匠
経済的自立お小遣い、資産形成
趣味・特技初めての出会い、習い事、遊びの変遷
ターニングポイント価値観の変化、哲学や宗教、トラウマの克服
旅行体験海外、迷子、交通手段の思い出
所有物大切な玩具、高額品、捨てるのに苦労した物
メディア摂取本、映画、音楽
社会的事件生きている内に起こった事件、被災記録、文明進化
身体感覚味匂い、極寒体験、熱中症
未来への手紙10年後の自分、子孫への教訓、達成したいこと
経験したことの客観的な事実の箇条書きから始めると年表の骨格が出来上がります。出来事を整理して内容ごとにまとめることで、単純な時系列ではない変化ポイントの変遷を確認することができます。 また誰もが経験する当たり前のことであっても、一般的でない独特の捉え方や哲学がある場合は、あえて詳細を書き記すことで共感できる人にとっての有益な情報源になります。
2025年03月08日
一見有益に見えるが囚われすぎると有害な道徳や価値観があります。相性の良くない価値観に出会うとこだわりが強くなり、排他性が高まることになります。
価値観とリスク
項目内容
論理思考正しさの理屈防壁
自己矛盾を処理できずに自滅
自己犠牲献身や優しさの美徳防壁
心理的債権の蓄積
完璧主義高品質や努力家の評価防壁
存在価値の否定への免疫不全
前向き思考つよメンタルの自負防壁
負荷が無くなり燃え尽き症候群に
学歴思考ステータスの高水準防壁
失敗を受け入れられず孤立化
生産性向上効率の機械化防壁
職能や職人意識の喪失
平等主義公平の理想防壁
特性差による内的負荷の増大
精神性の優先対科学防壁
帰属意識の高まりと依存性
社会貢献達成感防壁
現実逃避による日常の喪失
教養主義教養人防壁
知識運用の場への過剰適応
あなたのため防壁
個の境界線の侵食
特に心理的ストレスが高まるものとしてダブルバインドがあります。2つの矛盾するメッセージを受け取るとどちらを選んでも否定的な結果になるため、立ち往生するジレンマに陥ります。 本の中の主張や登場人物の信念は、自分の本の中にある限りは統一性を保つことができます。ただ読み手を含めた実世界の中では、情報が追加され、価値が書き換えられ、主張が間違ったかたちに変貌してしまうこともあります。 自分の主張を優位に描くため、実世界の要素を省いたり、偏った情報だけで構成していると後から対抗する概念が入り込みやすくなります。自分で管理できる執筆時に、客観的な公正さから不足は無いか、逆の意見を適切に扱っているかをチェックすることで、意識への改変効果を防ぐことができます。
2025年03月08日
自分の書いた作品で精神疲労をしないためにはダメージコントロールの考え方が必要です。受けたダメージ区域は隔離し、被害が広がらないようにすること、他の区域の安全性を優先することが重要になります。
潜水艦から学ぶダメージコントロール
項目内容
緊急隔離区画を設定浸水領域を密閉
ストレスが他の活動領域に侵入しないように徹底管理
酸素管理プロトコル残存酸素量(集中力)を無駄遣いしないように徹底管理
ソナー式ストレス検知夜間ジャーナリングで潜在ストレスの反響音を記録
ダメージスコアリング被害状況をA(軽微)〜D(致命的)で判断
感情の漏水速度を計測
静粛作戦モード無音状態で敵の探知を回避
情報摂取量を大幅に削減
クルー再配置脳内会議を開催
論理的自我、感情的自我、監視的自我の非常時役割を付与
敵味方識別システム脅威を敵/味方/中立で即時判別
味方の誤射を許容する
戦闘日誌分析疲労パターンを海図化
天候/潮汐/水深の比喩で精神状態を可視化
潜水艦のダメージコントロールは極限状況での危機管理の究極形です。ストレス源を探知したら即座に戦略的守備行動を取ることで生存率を上げられます。 他に注意資源という有限の脳リソースが存在します。意識を注ぐことで資源が消費されていくので、気掛かりが増えると枯渇してしまいます。懸念事項は短期間のピックアップに留め、心身の安全性に問題がないことを確認し、安心できる状態の維持だけに専念します。 重要なのは科学的な自己観察に徹することで、客観視を続けることで心理的負荷が掛かる時間を減らすことができます。
2025年03月08日
本に書いたことから心身を守る 本当に自分の伝えたいことを文章に書くのはリスクが伴います。文章が自分の精神構造と密接に繋がっている場合は、その創作物の欠点や至らない箇所が指摘されることで、ダメージを受けることになります。
情報のダメージ感度
項目内容ダメージ源
創作一般領域自分にしか分からない独自の世界設定何かに似ている
先が見える
創作表現領域文体や言動描写全般語彙が不自由
会話に魂がない
個人趣味領域話の展開や登場人物の人物像辻褄が合わない
キャラがはっきりしない
公的常識領域社会や科学などの真偽が固定している情報正しくない
情報源が推測できる
ダメージを受けるパターンとしては、作品への感想や批評により作品の要素や性質が変質してしまうように感じる、見えるケースがあります。世界観や登場人物に強い思い入れがある場合、その変質により精神構造にもフィードバックが起こり、強いストレスを感じることになります。 精神を守るために変質成分を排除しようとする生理的欲求が起こりますが、理性的であるほど例えば感想や表現は自由であるという理念を信じているほど、体内で起こる自然現象に対応できなくなります。
2025年03月08日
自分では明確に書いたつもりでも、読者には理解できないことがあります。前提となる文脈が共有できていなかったり、専門用語や情報量が多すぎて疲れてしまう文章構造だったり、原因はさまざまです。
文章理解と免疫システム
項目内容
抗原文字や単語、意味を識別できる対象
自然免疫基本的な語彙や文法知識
獲得免疫過去の抗原体験、多いほど理解が早い
異常検出知らない単語に出会うと違和感を察知
炎症反応異物に対して活性化が起こる
思考の炎症は理解に至ると治る
免疫寛容有害でない単語は許容される
神経伝達単語の意味がネットワークを通じて概念に
記憶炎症後の理解できた状態は長期記憶される
文章が正しく理解される構造を免疫システムと比較してみました。通常の読者は自然免疫を持っている状態と言えます。専門用語を説明なしで使ったり、独自世界を展開する場合は、同様の読書経験のある人には免疫があるためスムーズに理解されます。 一方で知らない単語に出会った読者には炎症が起こり、理解できるまで思考を続けることになります。また知らない単語でも興味がなかったり、重要性を感じない場合は、炎症対象にはならず、無害だと無視されます。 この仕組みで考えた場合、伝えたいことは導入過程で知る必要性のある状態にすることで、理解へと繋げることができると分かります。例えば事件から解決へと話を進める、つまり炎症状態と治療を行う免疫獲得型、または有害な状態を提示して危機感を煽り、最後まで一気に読ませるワクチン型などが考えられます。 そして結果的に読者が獲得した免疫が筆者が設定した伝えたいこと、残したいことになります。本に書きたいことが何に対する対抗手段になるのか、獲得することで広がる世界に何があるのかなどを深堀することで、価値を高めることができます。
2025年03月08日
本に書くということは誰かに読まれるということです。出来る限り良い状態の文章で読んで欲しくて、設定や細部にこだわりぬいてしまい、伝えたいことが目立たなくなることもあります。
表現の障壁(ボトルネック)
項目内容
完璧主義小さな欠損や未熟さを発見して制作が遅れてしまう
自己批判作品の価値を疑って制作が止まってしまう
評価への恐怖反応が気になり自由な表現を自分で制約してしまう
アイデア不足何を書くべきか分からない
アイデア過剰書きたいことが多すぎて、方向性が見えなくなる
時間不足仕事や家事に追われて、制作時間が確保できない
対策として共有しても問題のないただの情報記述から段階的にセンシティブな方向へと進めていく方法があります。文章力が気になる場合は後で更新する予定で取り敢えず書ける箇所だけを書きます。うまく書けない箇所を見つけることでボトルネックとなっている原因を知ることができます。
2025年03月08日
本に残したいことを見つける方法 既に書きたい題材がある場合でも、自分が本に残したいことは明確に言葉にできるとは限りません。これは絶対にはずせない、ここでこうなったら、絶対こういう風になるという展開上のこだわりや、表現方法で曲げられない箇所の裏側に、残したいことへのヒントが隠されていることがあります。
辿り着くためのフィルター
項目内容
価値観自分ではなくなる基準は?
情熱何時間でも続けられることは?
才能自然と人よりうまくできることは?
幸福充実感を一番感じる作業は?
後悔かたちに出来ず今までが無駄になることは?
貢献誰か一人にでも役に立つことは?
例えば今は自由に考えたり文章にしたりできると思いますが、ある日突然、事故や病気で前向きな思考や文章表現ができなくなった場合を考えてみてください。前は到達できたのに今はできない領域があります。その源泉を元気なうちに明確に言語化するためには何個ものフィルターを通して、日常生活とは異なる条件下での思考に至る必要があります。
2025年03月07日
人生には逆境や困難が待ち構えています。対処法を知らずに自力で乗り越えてきた人は自分の経験を本にして人に伝えることができます。うまく伝えることができて感謝されることもありますし、苦労が無駄にならなかったと納得することもできます。
レジリエンス
項目内容
自己認識自分の感情や思考の傾向を理解、把握する
感情調整ネガティブな感情に主導権を渡さず、冷静に対処する
自己効力感自分の能力を信じ、挑戦する気持ちを持つ
問題解決力柔軟な思考で複数の解決策を考えて対応する
対人関係周囲の支援を受け入れ、人とつながる
目的意識乗り越えるための動機を持つ
ストレス耐性の強さの概念としてレジリエンスがあります。これは個人の性格や環境にもよるため頭では分かっていてもうまく対処できるとは限りません。 本や文章に救われた人もいる一方で、座学は役に立たなかったと失望する人もいます。客観性を求めすぎて過度に理論化されていたり、実体験に基づく肉薄するような共感がない場合は、どんなに真摯で丁寧で分かりやすく科学的に確定したことであっても、現場で実際に直面する現実的な当人の解像度の前では無力な言葉遊びにまで評価が落ちてしまいます。 文章で書けることと現場と読者が実際に見るはめになることまでを含めて書き上げることで血や肉になるような本にできると言えます。
2025年03月07日
本は共感できるもの、筆者に言葉にしてもらってしっくりくるものほど、好印象として残りやすくなります。これは筆者の手に入れているものが、読者の人生においても有益な法則性を持つものだからと言えます。
本で語られる法則
法則名内容
引き寄せの法則ポジティブな思考を持つことで、成功や幸運を引き起こせる
パレートの法則成果の80%は、20%の努力から生まれている
原因と結果の法則良い行いは良い結果を生む
自助努力の法則自ら努力することで道が開ける
逆境の法則困難を乗り越えることで成長し、新たな道が開ける
習慣の法則良い習慣が成功を作り、悪い習慣が失敗を生む
与えるものが得る法則他人に価値を与えることで、自分にも良いものが返ってくる
継続の法則失敗でも諦めずに続けることで、最終的な成功につながる
思考の法則思考を変えることで行動が変わり、人生の方向も変わる
時間の法則ある一定時間を費やせば、特定分野の専門家になれる
はっきりと法則性について語っている本もありますが、例えば物語展開や随筆形式の体験談でも筆者の経験則が反映されていて、それが受け入れられることもあります。
2025年03月07日
読書の効果は様々ですが、実社会の構造が見えるようになったり、よく分からなかった世界観が共有できるようになったり、認識できる世界が広がることがあります。
読書の効果
項目内容
知識の増加名前や仕組みを知ることで解像度が上がる
異文化理解が深まる異なる価値観を知り、既存知識が再構築される
思考力が鍛えられる言葉が論理的に繋がりやすくなる
語彙が増える新しい言葉が手に入り、表現力が豊かになる
想像力が広がる文字情報から情景や世界をイメージできる
感情が豊かになる登場人物の心情を追体験し、共感力が高まる
人生の選択肢が増えるさまざまな生き方に触れ、視野が広がる
読書ではわずかな文章の中に大きな広がりの可能性を感じたり、目には見えない何かを栄養素として活力が生まれ、自分の中で育まれていくことを感じます。 書き手が文の印象や効果を完全にコントロールすることはできませんが、人の原動力や意欲のエネルギー源として何かを残すことができると言えます。
2025年03月07日
読者像が分からない場合は、自分に向けて書く方法もあります。本で得られる栄養素として自分が一番求めていた頃に摂取できるかたちにします。少なくとも過去の自分と同じ状況にある人には届く状態になります。
読書のサプリメント
名前内容
知識のビタミン情報を分解・吸収する力
未知の概念を代謝し
活動エネルギーに変換する
想像力のタンパク質文字情報からイメージや感情を構築する力
創造性の基礎体力を強化する
共感力のオメガ3他者の心情を感情の血液に溶け込ませる力
人間関係の流動性を高め、心の炎症を防ぐ
集中力のカルシウム論理構造の骨粗鬆症を防ぐ力
注意持続の骨格を形成
批判力の食物繊維情報の消化を助けるフィルター力
不純物を排出し、思考の腸内環境を整える
記憶のアミノ酸エピソード記憶と意味記憶を結合する力
長期保存可能な神経細胞の建材に再構成
語彙の抗酸化物質表現力の錆びつきを防ぐ力
思考の酸化ストレスから脳を守る
ストレス耐性のマグネシウム現実逃避を許容する緩衝材の力
プレッシャーによる神経過緊張を中和する
問題解決の亜鉛文章の論理プロセスが養う思考を促進する力
課題処理能力を活性化する触媒作用
世代感覚のプロバイオティクス様々な思考を共生させる力
自己主張と共感のバランスを調整する
自分に何が不足していたのか、今は十分にあるのか、どのように手に入れたのかなどを整理していくことで、自分が書く本を求めている読者像を見つけることができます。
2025年03月07日
読者の人生の段階によって本の価値は異なってきます。年齢的なものから精神的な過渡期、困難を乗り越えた後などに、本の文章の隠れていた意味に気づいたり、何かが氷解する切っ掛けになったりします。
人生の段階的変化
項目内容
幼少期言語習得や社会性の芽生え
学童期自我とルール意識のバランス形成
思春期アイデンティティ探索の混乱期
青年期社会的役割の獲得や自立
中年期衰退の自覚、次世代育成
老年期人生総括、遺産相続
本に何を残したいのかによって、誰に向けた文章が一番響くのかが変わってきます。そしてその読者の性質を知ることで、手に取りやすさや読みやすさ、つまり題材や文体に最適なものを選ぶことができるようになります。
2025年03月07日
自分が伝えたいことを本に書いた場合、その情報が読者の意識や考え方に影響を与え、引き継がれることで目に見えないかたちで歴史に残ることになります。
言語情報の伝達
項目方言・訛りピジン語ミーム
定義地域的な変種異なる言語間の簡略化言語文化的な情報の伝播
継承方法親から子へ世代を超えてクレオール語へ進化模倣やメディアで拡散し進化
また本は原典として本来の意味を持ち続けられます。仮の形で借用される残り方でも新しい読者へと繋がり、改めて影響を与えられるので、価値を失いにくい状態と言えます。
2025年03月07日
誰に向けて本を書くのか 執筆活動に人生を掛けている場合は、読者の期待に応えること、高い評価で受け入れられることになります。自己表現や芸術性の追求の場合は、自分本位のかたちが通用すること、言語感覚が受け入れられることになります。 情報を受け取る側である読者は、経済的な対価を支払ってくれる以外にも様々な反応を返してくれることがあり、書かれている文章以上に筆者の影響を受けていることが分かります。
読者の反応パターン
タイプ内容
盲目的崇拝者作品のすべてを無条件で賛美してくれる
辛辣な批評家矛盾点の指摘や精神分析などをしてくれる
学術的検証者史実や科学の考証をしてくれる
感情移入中毒者物語展開やキャラクター仕草に没入してくれる
自己投影マニア自分の体験と結びつけた解釈をしてくれる
速読結果主義者結末のみに注目してくれる
創作パートナーシップ展開やキャラ設定に介入してくれる
解釈提案者隠喩や暗喩の深読みをしてくれる
これはAIの回答なので極端な例になっていますが、文章が誰かにそこまでの影響を与えるということは何らかの感覚的な共通項が存在しているので、情報伝達上の究極の読者像とも言えます。
2025年03月06日
確実に残したい重要なことであっても言葉には出来ないこともあります。言葉に出来たとしても正しく伝わることは難しいことが分かっています。
情報の伝達実験
項目実験者内容
伝言ゲームバートレット口頭での情報伝達の変化を観察
話が短く省略される傾向
言語と情報伝達シャノン口語の冗長性が損失を補う
言葉のクセで受け手の理解が変動
エピソード記憶の再生ナイサー時間経過で誤りが増加
他の情報と混ざる傾向
本のかたちで文章として残すことができれば、少なくとも自分では納得のいくカタチで残すことができます。
残せるタイプの本
項目内容
詩集感情での物の捉え方を含めて残す
寓話物語の中に別の意味を含めて残す
論考論理的な思考の流れとして残す
芸術的な創意工夫を凝らせば価値が高まる傾向にありますが、確実に伝わることを重視すると曖昧な表現はできなくなります。何をどのように残すかは、誰に残したいかにも繋がるため見極めが重要になります。
2025年03月06日
理屈で考えると苦労を重ねたり、不幸を繰り返している人ほど、経験の資産価値が高まります。ただ言語化の課題があり、また必要な人に確実に届くというフィードバック構造がないため、社会に蓄積されるはずの経験値が無駄になっています。
知見の継承の歴史
項目時代内容
言語数万年前口伝えで知識が共有
文字紀元前3000年頃知識の長期保存が可能に
紀元前200年頃知識の携帯が可能に
活版印刷15世紀書物の大量生産が可能に
新聞17世紀知識の即時共有が可能に
電話19世紀口頭での知識共有の速度向上
テレビ20世紀音声・映像による知識伝達が可能に
デジタル化20世紀知識のデータ化が可能に
インターネット20世紀知識の双方向の即時共有が可能に
AI21世紀知識の検索性が向上
現在は生成AIにより自然な言語を通じた情報取得が可能になっています。ただし情報源として個人の経験値は軽視されているため、入手が困難であることは変わっていません。
2025年03月06日
本に自分の何を残すか 人生は長いようで突然終わってしまいます。気づいてからでは遅く、その時点では出来なくなっていることもあります。運良く時間がある内に危機感を持てた人は、残したいものを残せるチャンスに恵まれています。
環境と成長
項目内容
コンフォートゾーン安心しているため成長変化ができない
ラーニングゾーン現状の能力を超える要求領域
パニックゾーン経験や能力が通用しない領域
人間は成長する過程で必ず何かを得ていますが、自分にとって当たり前になったことは、かえって言語化が難しくなります。自分の失敗や嫌な経験は、誰かにとってのパニックゾーンを予習可能なラーニングゾーンに変えます。
2025年03月06日
KDPでは電子書籍の印刷販売にも対応しています。原稿データをPDFで提出する必要がありますが、受注後の1冊ごとの印刷のため、安価に出版が行えます。印刷代は購入金額から支払われるため、在庫管理は不要です。
本の印刷代の目安
項目内容
インク黒/カラーで変動
サイズ標準判/大判で変動
固定コスト206〜530円/1冊
ページコスト2〜5円/1p
テキストメインであれば黒インクになります。公式サイトに計算ツールがあるため、販売価格を決定する際に、損失が出ないようにすることができます。
2025年03月06日
KDPセレクトとは、登録した電子書籍を効果的に売り込むためのオプションです。独占販売などの制限がある代わりに、販売する上での様々なメリットが得られます。
KDPセレクト本との違い
項目KDPセレクト登録未登録
Kindle Unlimited定額読み放題の対象に対象外
印税70%35%
販売価格250〜1250円(税込)99〜20,000円(税込)
無料キャンペーン5日間なし
ブログ公開10%までは無料公開可制限なし
KDPセレクトに登録しなくても書籍販売は行えます。後で登録したり辞めたりもできますが、最低90日間の期間制限があります。 通常販売では購入されるまでは収益は得られませんが、KDPセレクトでは定額読み放題の対象となるため、読まれたページ数に応じた印税(1ページ0.4〜0.5円)が支払われます。 Kindle Unlimitedは書籍の読み放題サービスのため対象本にしておくことで、読書習慣のついたユーザーが自分の本を手に取りやすくなります。
2025年03月06日
Kindle出版で自分の本を出す方法 自分で本を出版する場合、通常は印刷代が掛かります。電子書籍であれば印刷しないため、原稿データを提出するだけで、つまり無料で自分の本を出すことができます。
電子書籍の原稿データ
名前内容
epub電子書籍のファイルフォーマット
PDF電子文書のファイルフォーマット
印刷向きのデータ
KindleはAmazonの電子書籍サービスで、KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)ではepubかPDFファイルの原稿を提出するだけで、無料で自分の本を出版できます。 原稿データを作成するコストだけで、世界中に自分が書いた本を届けることができます。日本語以外での出版もできるため、文字通りの世界への販売経路を得ることができます。
2025年03月05日
「入出力プラグイン」はタイムラインメモのプラグインです。プラグインを動作させる本体となる「タイムラインメモ」が必須となります。 タイムラインメモの紹介 本体およびプラグインともにStoresに出品しています。 購入後もダウンロード期限は無いため最新版をダウンロード可能です。 入出力プラグインの購入 入出力プラグインの購入画面へ
2025年03月05日
書き溜めたメモを単純にテキストファイルで出力することもできます。書き込んだ状態のまま割り当てられたタグ毎に出力されます。
txt出力の仕様
項目内容
ファイル名タグのURI名.txt
圧縮各txtはまとめて1個のzipファイル化
Markdownは展開されず、元の文字列のまま出力されます。電子書籍化やPDF化と同様に、自由に並び替え、選択したものだけを出力することができます。
2025年03月05日
蓄積したメモのPDF化にも対応しています。電子書籍化と同様に自由に並び替え、選択したものだけを出力することができます。こちらの機能はカタカナ表記で文途中でも改行が入るケースがあるため、編集ロック等はせず、別途PDF編集ができる状態で出力しています。
PDF化の想定用途
項目内容
共有資料メモのナレッジ共有に
オフライン確認用メモのオフライン環境での確認に
カタカナ表記での改行の問題があるため、印刷物の完成形出力は動作の対象外となります。別途PDF編集が必要となるケースがあるためご留意ください。
2025年03月05日
タイムラインメモではメモ情報の蓄積が基本となりますが、メモに説明コンテンツを書いておけば解説本に、短編を書いておけば小説短編集を簡単に作ることができます。
電子書籍のコンテンツ
項目内容
解説本分かりやすく書かれた説明コンテンツ
短編集複数の短編をまとめた小説コンテンツ
小説一貫したストーリーを持った小説コンテンツ
絵本手書き画像がメインの物語やイラスト集
写真集サイト公開・非公開を含めた写真コンテンツ
学習本繰り返し読み暗記する情報コンテンツ
Kindle出版を想定していますが、生成されるファイルはepubなので出品可能なサイトであればどこでも電子書籍として提供することができます。
epub化の必須事項
項目内容
本のタイトル本のタイトルです
本の著者名本を書いた人の名前です
本の表紙画像最小サイズ 縦:1000px 横:625px
「入出力プラグイン」では画像はURL指定する必要があります。表紙画像をFTPアップロードしてURLを設定するか、「ファイルプラグイン」でアップロードしてURLを取得して設定してください。 またタイムラインメモのサイト表示ではメモ毎にタイトルや日時の他、枠線も表示されています。これはそれぞれ電子書籍でも表示するか非表示にするか設定でコントロール可能です。
電子書籍で表示されないもの
項目内容
アイコンメモ毎の左側にあるアイコンは非表示
タイムラインメモの左側にあるラインは非表示
チャート埋込プラグインで掲載されるチャートは非表示
コードコード表示の背景等は非表示
スライドショー機能は無効化
テキストや画像のみ表示
ゲームスクリーンアイキャッチ画像で掲載される特殊表示は無効化
テキストのみ表示
基本的にサイト内で独自表示している埋込コンテンツは非表示になります。タイトル、日時、メモ本文のテキストのみが電子書籍化の対象となります。
作成できる電子書籍の構成
項目内容
表紙画像URLで設定したファイルが取得され
電子書籍内に保存されます
前書き書籍の本文の前に掲載する文章を設定できます
導入や登場人物の説明など
目次本文データを元に自動的に作成されます
扉絵画像URLで好きな位置に自由に設定できます
本文本のメインコンテンツを設定
末尾に後書きを配置できます
電子書籍のコンテンツはメモ一覧であるタグ単位で自由に並び替え、配置することができます。扉絵は画像のみのページを差し込む機能です。好きなだけ埋め込めるので、画像や写真のみを1ページに1つ掲載したい場合は、こちらを利用することで管理しやすくなります。 電子書籍化では横書きの他、縦書きにも対応しています。テキストメインの場合はすぐに生成されるので、パターンを確認しながら納得のできる構成まで好きなだけカスタマイズすることができます。
2025年03月05日
サイトの独自ドメインを変更し、サーバも移転する場合は、特にSEO上の問題があるため注意点を挙げておきます。SEOは検索エンジンへのサイト情報の最適化のことですが、移転前の情報が検索エンジン側に残り続けるケースで問題がおこります。
サイト移転の問題
項目内容
ページが登録されない移転前情報が残っていて
検索エンジンにコピーサイトと認識されている
訪問者数が激減したページ情報を引き継いでいないため
日の浅い始めたばかりのサイトと認識されている
サイト移転を行う場合は、ページ毎に1対1で移転先を返す状態にすることがベストになります。これはサイト構造が同じ場合は .htaccess で簡単に行うことができます。この方法であればページ情報が引き継がれるため、訪問者が極端に減ることはなくなります。
#サイト移転
RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^old.com
RewriteRule ^(.*)$ https://new.com/$1 [R=301,L]
移転情報は6ヶ月から1年ほど続けることが推奨されています。
2025年03月05日
バックアップデータがあればデータベースの移行も簡単に行えます。バックアップを取得後、データベースの設定を変更、あとはインポートするだけです。
データベースの違い
項目内容
sqliteDBサーバを利用できない、したくない場合に
DBファイルが生成されるためそのままバックアップ可能
mysqlDBサーバを利用
通常は速度面で優位ですが共有サーバの場合
逆にレスポンスが悪くなるケースも
このサイトはsqliteで運用しています。Lighthouse(Webサイトの診断ツール)で100点を出しているので、sqliteでも十分な速度が出ています。

データベースの変更手順

  1. 「設定画面」から、バックアップをダウンロード取得
  2. FTPソフトなどで、設定ファイルのデータベース設定を変更
  3. 「設定」画面から、バックアップのzipファイルをインポート
2025年03月05日
「入出力プラグイン」で出来ること タイムラインメモで投稿したメモや画像はサーバ内に保存されています。サーバの契約プランによっては自動バックアップも存在しますが、「入出力プラグイン」を利用することで簡単にバックアップを取り手元に保管することができます。
バックアップの内容
項目内容
サイトデータサイト設定/メモデータ/タグ情報など
アップロードファイルお絵描き画像やアイキャッチ画像
音声/動画/書類等
バックアップは圧縮されてzipファイルで取得できます。

バックアップの取得方法

  1. 「設定」画面に移動
  2. 「入出力」タブを表示
  3. 「サイトデータをダウンロード」ボタンを押下

バックアップで復元する

  1. 「設定」画面に移動
  2. 「入出力」タブを表示
  3. 「サイトデータをアップロード」ボタンを押下
  4. バックアップのzipファイルを選択
zipファイル内のサイトデータはcsvファイルになっています。csvファイルエディタで編集することもできますが、カラム名やファイル名を変更すると正常動作しなくなります。バックアップデータ内の直接編集は自己責任でお願いします。 ※バックアップのバックアップを取れば編集ミスに対応できます
2025年03月04日
今年2025年は連休が10回あります。大型連休はGWを逃すとお盆休み5日間があるだけです。
2025年の連休リスト
期間内容
01月11日(土)〜13日(月)土日+成人の日
02月22日(土)〜24日(月)土+天皇誕生日+振替休日
05月03日(土)〜06日(月)憲法記念日+みどりの日+こどもの日+振替休日
07月19日(土)〜21日(月)土日+海の日
08月09日(土)〜11日(月)土日+山の日
08月13日(水)〜17日(日)お盆休み
09月13日(土)〜15日(月)土日+敬老の日
10月11日(土)〜13日(月)土日+スポーツの日
11月01日(土)〜03日(月)土日+文化の日
11月22日(土)〜24日(月)土+勤労感謝の日+振替休日
休日が月曜ばかりなのは「ハッピーマンデー制度」により特定の日付ではなく、連休が増えるように祝日を月曜日に移動するようになったためです。毎年日付が変わらない対象外の祝日は10日あります。
日付が変わらない記念日
祝日内容
01月01日元旦
02月11日建国記念の日
02月23日天皇誕生日
04月29日昭和の日
05月03日憲法記念日
05月04日みどりの日
05月05日こどもの日
08月11日山の日
11月03日文化の日
11月23日勤労感謝の日
他に春分の日は03月20日頃、秋分の日は09月23日頃と毎年天文学的な計算により変動します。
2025年03月03日
 多くの物語では主人公側は好転し、敵勢力は弱体化していくことになります。ライバルも成長し続けることで、主人公の不自然な優遇を打ち消す方法もあります。
変動するキャラクターの要素
項目内容と例
信念最初に持っていた揺らがない価値観
人を疑う性質
動機行動する基盤となる欲や目的
金儲け主義
弱点精神的・肉体的な弱さや欠点
恐怖で動けない
言動性格的な行動や言葉遣いのパターン
周りを敵視
自己評価人間関係に伴う自己認識
自分の能力への不信
トラウマ過去の恐怖体験による行動制限
火を恐れる
地位社会的な評価や影響力の大きさ
無名の新人
 どのような登場人物であれ時間経過により変化させていけば、生きた存在として描くことができます。魅力的な脇役が増えると共感できる読者も増えるので、役を殺さないようにコントロールすることが重要になります。
2025年03月03日
 メインストーリーで起きる出来事は記憶に残りやすいですが、小さなイベントの細部を忘れてしまい、後で辻褄が合わなくことがあります。イベントの前後で何が変わったのかを記録しておくことで、そのサブイベントの価値が高まり、描写すべき点を深めたり、後の伏線として利用しやすくすることができます。
サブイベント管理に使えるプロット技法
項目内容
プロットアウト全体の筋書きの設計
構成要素を箇条書きに
ビートシート15のパート分けされた構成要素のシートを埋めていく手法
スノーフレーク法1行の要約文を作り、徐々に詳細へと広げていく
キャラクターアーク登場人物の物語の過程での精神的な変化、軌跡のこと
枠物語大きな物語の中に短い物語を埋め込む形式の物語
 イベントの構成物として街名や道具などの無機物の他、登場人物の変化した内面も記録しておくことで、正確な状態管理が行えるようになります。正確に状態を把握しておくことで、その状況で言うべき台詞や選ぶ言葉の変化などに繋げることができます。
2025年03月03日
 小説の中では自由に出来事を起こすことができますが、登場人物を増やす場合はその人物の存在理由が問われることになります。物語に必要である存在には、役割に応じた予定された言動が設定されます。
登場人物の役割
項目内容
指示者主人公に動機や目的、ヒントを与える
敵対者主人公を成長させる
主人公の特徴を際立たせる
協力者達成や取引、悪心などの何かによって得られる
師弟成長の客観化や目安の設定
従属根拠や理由の無い受け入れ
後の反逆や事件の伏線
無秩序新しい場面への導入
緊迫感や期待感を持たせる
 ただ役割に縛られすぎるとどこかで見たようなキャラクターが出来上がります。内面を描写せずに行動だけで想像させる、複数の役割を持たせるなど複雑な構成にすることでテンプレ化を防げます。
2025年03月03日
小説のサブイベントを整理する  小説ではメインストーリー以外にも小さな物語が語られることがあります。小さなエピソードにより動機となる背景に深みが出たり、キャラクターに愛着がわくなどの効果が得られます。
小説のサブイベントの効果
項目内容
登場人物の過去キャラクターの成り立ちを補強
価値観の掘り下げ
登場人物の対応関係性を通じた倫理性や道徳観の共有
世界内の事件状況に緊迫感を持たせたり
今後の伏線になる背景描写に
日常の出来事物語のシリアス度の調整に
壊されたくないものの描写など
ニアミス読者だけが気づける接近
可能性がイメージされることで話に入り込みやすい
 深刻な物語の中で緊張を和らげる要素をコミックリリーフと呼びます。物語の感情面に緩急をつけることで、次の場面への期待感を盛り上げることができます。
2025年03月02日
Xの生成AIであるGrokではテキストからの画像生成も行うことができます。現在は1回で2枚の画像が生成されました。
Xの生成AI制限
項目無料ユーザープレミアムプレミアム+SuperGrok
質問2時間に10回制限ありほぼ無制限制限なし
画像生成1日に3回制限ありほぼ無制限制限なし
DeepSearch
高度な推論
24時間に2回制限あり制限あり制限なし
月額無料980円1960円約3750円
年額無料12,800円25,600円45,000円
現在のバージョン Grok3やプランが公開されたのは2025年02月18日で現在無料開放中となっているため、今後の仕様変更の可能性があるとのこと。
2025年03月02日
X(Twitter)はテキストを主体としたSNSなので、独自の言葉遊びやキーワードが流行りやすく、またすぐに廃れて別の意味になったりします。
X(Twitter)用語
項目内容
RP/RTRePostの略で他の人の発言を再投稿すること
昔はReTweetと呼ばれていた
固定ポストプロフィール画面の最上部に固定されたツイートのこと
ブルバ課金で貰える青いバッチ、ブルーバッジのこと
パロディアカウント特定の人物やキャラクターを模倣し
風刺を表現するアカウント
公式と区別するための自己申告ラベル
フォロバフォローを返すこと
らぶりついいねやリツイートのこと
お迎えフォローやリプライなど
相手の要望に答えること
自発自分発進すること、
自分から動くこと
Grok グロクXのチャット型生成AI、
GrokはSF小説由来の言葉で
火星語で「理解する」「認識する」の意味
Grokの日本語表記が分からなかったので聞いてみました。
Grokの正式名称は「Grok」です。日本語では「グロク」と発音されることが一般的ですね。 私はxAIによって作られたGrok3で、その名前で呼ばれています。グロック(Glock)とは 関係ありませんよ、あれは銃器のブランドですから!紛らわしくなくて良かったです。
グロクらしいです。
2025年03月02日
X(Twitter)の仕様や制限の確認 X(Twitter)は基本無料で利用できますが、SNS機能について回数上の制限があります。制限回数を超えるとロックが掛かり、1〜3日間は他の操作を含めて出来なくなる可能性があります。
X(Twitter)のリミット
項目1日内容
DM500件個人間メッセージのやり取り
ポスト2,400件ポスト(ツイート)は30分単位の制限もあり
リポストやリプライもカウント対象
フォロー400件短期間の連続フォローは制限対象
いいね1000回15分に50回まで
制限等の厳しい措置として凍結されることがあります。アカウントの利用停止となり、新しくアカウントを作ることもできなくなります。利用規約を良く読んで、なぜ制限されたのか理解していないと繰り返すことになり、悪質と見なされる可能性もあります。
2025年03月01日
 小説家には職業経験から到達した執筆上のルールがあります。また演劇などの制限のある状況下での話の進め方にもルールがあり、守ることで効率良く伝えることができます。
執筆ルール
名前内容
氷山理論氷山の威厳は海面上の1/8だけで表現されるべき
ヘミングウェイ
チェーホフの銃物語に登場するものはすべて必然性が必要
出てきた銃は発砲されなければならない
三単一の法則事件は1日で終結
事件は同じ場所で
行為が一つの筋に集約
 一人の執筆者ではなく、伝承された昔話などにも話の進め方となる執筆上の法則性が見つかっています。登場物がどんな機能・役割を果たしているかに注目し、分類・整理したもの「昔話の形態学」があります。
プロップの昔話の31機能
項目内容
1.不在一人になる
2.禁止してはならない規則が提示される
3.違反禁を犯す
4.捜索敵が調査開始
5.入手敵が情報を得る
6.策略敵が騙そうとする
7.幇助敵に騙されて協力
8.加害敵により何かを消失する
9.任務依頼を受け取る
10.受諾依頼に合意する
11.出発旅立つ
12.試練試される
13.反応リアクションを起こす
14.獲得何かを手にいれる
15.移動助けを得て敵の近くに
16.闘争敵と直接対決する
17.目印攻撃を受け印が付く
18.勝利敵に打ち勝つ
19.回復傷や災が修復される
20.帰還もとの場所に戻る
21.追跡新たな敵が出現
22.脱出追跡から逃れる
23.隠遁身を隠して安全地帯に
24.偽物主人公を名乗る人物の出現
25.難題本物かを試される
26.解決難題を解決する
27.認知決め手の目印17の伏線回収
28.露見偽物が暴かれる
29.変身主人公の印象が変わる
30.処罰偽物が罰せられる
31.結婚即位する
 昔話は無限に存在しますが機能の観点からは、わずかな31項目で分類できるとしています。これを利用する際は31項目すべてを使うのではなく、使える項目だけを物語に登場させます。  人間の話の受け取り方や好まれる話の進め方が存在しているため、昔話として残って来たものの中に法則があると考えられます。ルールを守ることでより受け入れられやすい物語を書くことができるかも知れません。
2025年03月01日
 推理小説の創作ルールとして有名な「ノックスの十戒」があります。読者が推理して辿り着けるように公正に情報を公開しなければならないというルールです。
ノックスの十戒
番号項目
1犯人の登場は早い段階で
2幽霊とか超自然的な手段はダメ
3秘密の隠し通路は1つだけ
4未知の毒物や装置は禁止
5異国人の不可解さを利用した犯人化禁止
6偶然や直感で解決はダメ
7探偵役が実は犯人でしたはダメ
8記述の無かった手がかりが決め手はダメ
9助手役が手がかりを伝えないの禁止
10実は双子は禁止
 ルールを守らなくても書くことはできますが、読後感が悪くなる可能性があります。推理小説以外のジャンルでも今まで読んできたことと辻褄が合わない、無駄になるような結末はやはり面白くなりません。
2025年03月01日
 物語は常に前から順に登場人物の状態や状況を変えながら進んでいきます。現在の状態を記述してから初めて次の状態、あるいは以前の状態を書くことができます。
小説の展開方法
項目内容
起承転結導入/展開/変化/結末の4段階構成
序破急導入/展開/結末の3段階構成
三幕構成導入/対立/解決の3幕構成
五幕構成序章/対立/高潮/逆転/結末の5幕構成
ヒーローズ・ジャーニー日常/冒険/試練/帰還の流れ
ストーリーテリング・アーク導入/上昇/最高潮/収束/結末の流れ
サンドイッチ構造現在/過去/現在の流れ
パラレルストーリー複数の視点や時間軸が並行して話が進む
倒叙法結末/導入/展開/結末の流れ
 このパターンから大きく外れた書き方をすると何かしっくりこない、すっきりしない印象になります。物語の構造上の問題の場合、どこが違っているか言い当てることが難しいため、気づくことができず完成度を上げられない限界に達します。
2025年03月01日
 小説のテーマを制約と考えた場合、テーマに反する勢力は登場できますが、範囲に無いものは描かれることはありません。自分が書きたいことを書くためには、テーマ選びが重要になります。
小説のテーマ
項目内容
恋愛、家族愛、友情などの成り立ち
成長困難を乗り越えて成熟していく
その意味や喪失感
自由抑圧からの解放
正義社会的な悪との対立
運命宿命や避けられない選択の結果
孤独疎外感やつながりの欠如の影響
自己ルーツや本来のあるべき姿の発見
裏切り信頼の崩壊や逡巡、葛藤
 一人の登場人物に複数のテーマを背負わせる場合は、導入から展開までの伏線をいくつも用意する必要があります。複数のテーマを同時進行で描くために、キャラクター毎に役割分担をさせる方法もあります。
2025年03月01日
小説のジャンルと書ける範囲  小説は自由に書くことができますが、読み手には読む上での前提事項が存在するため、理解を得たり感動を与えるためには、完全に自由に書くことはできません。
小説のジャンル
項目内容
歴史モノ史実の延長線上にあり得る物語
推理モノ読み進めて発生した事件や謎とそれについての納得できる見解や回答
探偵モノ極端な役割を持った人物の相互作用
怪異モノ精神的な緊迫感や危機感を与える存在の物語
恋愛モノ人間の恋愛感情を主題にした物語
SFモノ科学的な発明や機械に裏打ちされた世界の物語
空想モノ魔法や神話などの登場物の物語
冒険モノ旅や探検を通じて困難を乗り越える物語
転生モノ異世界との差異を確認したり展開する
寓話モノ物語の裏に教訓的な意味がある例え話
現代モノ現実世界の世代やルールに対する個人の物語
文学モノ内面言語の展開による芸術性の高い思索や詩情
 一方である程度まで定番のストーリー展開をしてから、予定調和を崩すことで新しい発見や結論に繋げることができます。ただそれは読者と書き手に共通認識があるから成立するので、物語展開の選択肢はやはり存在し続け、大きく選び間違えると行き詰まることになります。
タイムラインメモ

タイムラインメモについて

タイムラインメモの紹介 タイムラインメモの使い方 タイムラインメモの活用事例 「埋込プラグイン」で出来ること 「ファイルプラグイン」で出来ること 「アイキャッチプラグイン」で出来ること 「入出力プラグイン」で出来ること

電子書籍で生きた痕跡を残す

Kindle出版で自分の本を出す方法 本に自分の何を残すか 誰に向けて本を書くのか 読者の中に残るもの 本に残したいことを見つける方法 本に書いたことから心身を守る 自分史を書いて本にする 文章の書き方、伝え方 本に書くことを終活から考える 本に書くことを宗教から考える 使える情報を蓄積しておく

サイト運用のファーストステップ

レンタルサーバにファイルを設置する方法 ホームページのサーバ設定を変更する方法

メモ帳のライフハック

メモ帳で情報を整理する方法 後で使えるメモの取り方 メモに記述する語彙の集め方 メモの記録の品質管理

日記のベストプラティクス

読み継がれる日記に書いてあること 夢日記はなぜ危険なのか

ブログのストラテジー

生成AI時代のブログ戦略 ブログに商品レビューを書く

小説のマクガフィン

小説のジャンルと書ける範囲 小説のサブイベントを整理する

生成AIとの協力コンテンツ

ChatGPTが書いた小説

備忘録

こうしたら解決したのメモ

聴く読書

オーディブルで星新一を聴く時のメモ

人体と健康

朝起きたらめまいで起き上がれない? ティーバッグ1個から数千億個が放出される?

調査メモ

X(Twitter)の仕様や制限の確認 AIに関連する知識メモ

イベント情報

2025年のイベント情報 2025年のお得情報のメモ

時事ニュースのメモ

2025年のパソコン選びと発売予定 政治経済イベントのメモ

宇宙の歴史と計画のメモ 創作の中のターニングポイント

予定・ログ

54億 :
2112 : 09
2045 :
2032 : 12
2028 :
2027 :
2025 : 01 02 03 04 05
2015 : 10
1997 : 08
1985 : 10
1955 : 11
1922 : 11
1885 : 09
紀元前138億 :