レンタルサーバにファイルを設置する方法

手持ちのファイルは契約したレンタルサーバ上に設置することで、インターネットからアクセスできるようになります。 サーバにはhtmlファイル、cssファイル、jsファイル等のテキストファイルから、jpgファイル、pngファイル等の画像ファイルを設置して表示させたり、phpファイルやcgiファイル等のプログラムファイルを設置して動作させることになります。 サーバマシンへのファイル転送は主に上の2つの方法があります。頻繁にファイル転送をする必要がある場合はFTPソフトを利用すると便利です。

FTP接続するにはFTPクライアントソフトが必要になります。WindowsではFFFTP、WinSCP、MacOSではFileZilla、Cyberduckが有名です。 インストールが終わったら接続用の設定を行います。最低限の設定では、接続先のホスト名、ユーザー名、パスワードが必要になります。 上記はレンタルサーバのマイページなどで確認できます。作業用のアカウントを発行して代行してもらうことが出来るレンタルサーバもあります。 FTPではセキュリティに気をつける点がいくつかあります。なるべく安全性の高いプロトコルを選び、またファイアウォールの設定も適切に行うことでリスクを減らせます。

今回はタイムラインメモを設置する方法を説明します。タイムラインメモはPHPプログラムなのでPHPが動作する環境で動作します。一般的なレンタルサーバの契約プランではPHPは標準でインストールされているため問題なく動作します。 初回インストール時の設定方法 ※設置前に上記の設定を済ませておいてください。

設置手順

1. 設置対象のサーバに接続
2. 画面右側で設置ディレクトリを選択
3. 画面左側でアップロードファイルを選択
4. アップロード後、設置完了

FTPソフトを起動後、契約のサーバに接続します。次に画面右側(サーバ側)のディレクトリ選択欄でドメインのルートディレクトリに移動します。続いて画面左側(ローカル側)のディレクトリ選択欄で解凍したタイムラインメモの全ファイルを選択、アップロードします。転送後、設置完了となります。

FTPは「File Transfer Protocol」の略ですが、FTPサーバとFTPクライアントの2つが動作してファイル転送が成立します。FTPクライアントはパソコンで動作するソフトウェアで、ユーザが利用するものです。 FTPサーバはサーバマシン上で動作しているサーバソフトウェアになります。レンタルサーバの契約内容によっては動作しておらず、FTP接続できないことがあります。後で困ったことにならないように契約前に確認しておくことをお勧めします。 IT関連でサーバと言った場合、サーバ機器のマシンを指す場合と、ソフトウェアのサーバを表す場合で2通りあります。サーバソフトウェアはいつでも応答できるように常時稼働しているソフトウェア全般を表します。

契約したレンタルサーバによってはサーバ管理のための専用パネルが提供されていることがあります。 その管理ソフトの中にファイル転送の機能がある場合は、ブラウザからファイルの管理を行うことができます。 ファイル操作を行う場合は、サイトのディレクトリ構造や設定ファイル、パーミッションの知識が必要となることがあります。作業前にバックアップを取り、またバックアップの復元方法もメモしておくと安心です。