ファイル名 | 内容 |
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.htaccess | Webサーバの設定を記述するテキストファイル |
.htpasswd | アクセス制限の基本認証(Basic認証)用のテキストファイル |
php.ini .user.ini | PHPの設定を記述するテキストファイル |
項目 | 内容 |
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無料SSL | DV認証(ドメイン認証) SSL申請者がドメイン所有者 |
有料SSL | OV認証(企業認証) ドメインの企業の電話確認済 EV認証 ドメインの企業の書類確認済 |
暗号化性能 | 安全性能には無料/有料の違い無し |
項目 | 内容 |
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リダイレクト | あるページURLを別のページURLに移転する |
アクセス制限 | IDとパスワードが必須なコンテンツを作る |
アクセス元制限 | 特定のアクセス元ユーザーのみアクセス不可や許可 |
404ページ設定 | 存在しないページへのアクセス表示をオリジナルに |
URLの統一 | http,https,www付等を一つのURLに統一 |
RewriteEngine On
RewriteRule ^old_page1$ /new_page1 [R=301,L]
RewriteRule ^old_page2$ /new_page2 [R=301,L]
上の設定では /old_page1 へのアクセスを /new_page1 のURLに転送します。ブラウザでは /new_page1 が表示されます。
AuthType Basic
AuthName "Basic Auth"
AuthUserfile /絶対パス/.htpasswd
Require valid-user
アクセス制限は .htaccess に .htpasswdの保管場所を記述し、制限したいディレクトリに設置します。.htpasswd は1行毎に ID:暗号化されたパスワード を記述します。暗号化したパスワードは htpasswd コマンドで生成できます。
htpasswd -c ./.htpasswd user1
上のコマンドを実行するとパスワード入力を求められるので入力、再度確認入力を求められるので再入力します。これで .htpasswd ファイルの中に user1:暗号化されたパスワード が出力されます。
order allow,deny
allow from all
deny from xxx.ne.jp
deny from 192.168.0.10
特定のホスト名やIPアドレスを制限する場合は上のような記述になります。
order deny,allow
deny from all
allow from xxx.ne.jp
allow from 192.168.0.10
特定のホスト名やIPアドレスのみ許可する場合は上のような記述になります。denyやallowの位置が微妙に異なるので注意してください。
ErrorDocument 404 /404.html
上記を設定すると存在しないページへのアクセスは 404.html の画面が表示されます。独自の 404.html を作成して設置しておくことでオリジナルの画面にできます。
ErrorDocument 404 "404 Not Found"
デフォルトの404表示を避けたいだけの場合は、表示メッセージを設定することでシンプルなエラー画面にできます。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%1/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^.*$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
上の設定ではwwwあり、httpへのアクセスを https wwwなしのURLに転送します。
項目 | 内容 |
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アップロードファイルの最大容量 | ファイルのサイズ制限でエラーとなる場合 上限を増やす必要があります |
エラーログの出力 | 出力するエラーの内容や出力先のファイルを設定 |
セッションの保管方法 | 安全性を向上させる目的で設定 通常は変更不要 |
最大実行時間 | 完了まで時間が掛かるプログラムが途中で 停止される場合、許容時間を増やす必要があります |
タイムゾーン | 時刻をどこの基準時間とするかの設定 |
post_max_size = 10M
upload_max_filesize = 8M
上の設定では 10MB の上限になります。あまり大きなファイルサイズを許可しているといつの間にかサーバのディスク容量の限界に達します。
サイト全体で中長期的に何個のファイルを受け付けるか、総量でどれくらいになるか、消しても問題ないか等のサイト設計の元に決定する必要があります。
error_reporting = E_ALL & ~E_DEPRECATED & ~E_STRICT
display_errors = Off
log_errors = On
error_log = /絶対パス/error.log
サイトの公開後はエラーがユーザーに表示されないようにします。display_errors = Off が非表示設定です。またエラーをファイルに出力して、調査改善できる状態にします。log_errors = On および error_log でエラーを出力するファイルを設定します。
max_execution_time = 300
大きなファイルをアップロードする場合など、完了まで時間が掛かる場合に許容時間を増やします。設定は秒数指定で上では 300秒=5分間 まで処理を続けることができます。あまり長く設定し過ぎると重い処理が同時稼働するためサーバ負荷が増大しレスポンスが悪くなります。
date.timezone = "Asia/Tokyo"
上の設定ではプログラムの時刻を日本基準で処理や表示をします。反映されない場合はプログラム側のタイムゾーン設定を変更する必要があるかも知れません。