
紅茶や日本茶などに使われるティーバッグの茶を入れる袋からマイクロプラスチックなる微細物質が大量に放出されているとのことです。その数は1mlにつき約12億個。紅茶は1杯150mlなので単純計算で1800億個になります。
マイクロプラスチックとは名前 | 大きさ | 1800億個だと |
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マイクロプラスチック | 1〜5000μm | 最小:94.3㎤ 94.3g 最大:1.1万㎥ 1.1万トン |
ナノプラスチック | 1〜1000nm | 最小:砂粒の1兆分の1 最大:94.3㎤ 9.43g |
個数だけでは分からないため確認してみました。おそらく正確にはナノプラスチックが放出されているようです。
マイクロ・ナノプラスチックは生体組織や臓器に侵入することがあり、実際に検体などの心臓や脳からプラスチックが検出されているそうです。これは近年増加傾向にあり、最も多いのはポリエチレン(飲食物の包装)だそうです。
ティーバッグに使われる素材名前 | 内容 |
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不織布 | 天然繊維と化学繊維の2種類あり |
ポリプロピレン | 食品容器などにも使われるプラスチック |
ナイロン | 石油原料の合成繊維 |
平均的な人間の脳にはスプーン1本分のプラスチックが蓄積されているという研究結果も発表されています。